フランスの新年度が始まりました 〜小学一年生・幼稚園入園〜

フランスの新年度

9月に入りましたね。フランスも今日から新年度。新学期。
わが家も長女が小学一年生(CP)そして次女は幼稚園入園(TPS)です。

肌寒い今朝、少し緊張しながら家族全員で登校しました。

今誰も子供のいない家でこれを書いています。夏休みずーっと一緒にいた時は1人の時間が少しでも欲しいと思っていたのに、とてもそわそわしています。



長女は日本で言うピカピカの一年生。
人生の一大イベントである小学校入学なのですが、フランスでは入学式もなく、ランドセルなどもなく、新しい先生と新しい教室という少しだけ新しい世界に旅立って行きました。幼稚園時代の慣れ親しんだ同級生と一緒なので心配ありませんでした。笑顔でいってらっしゃいができました。

一方次女は幼稚園入園。
生まれてから託児所にも行ったことがなかったので、まるっきり初めての体験です。
長女の送り迎えで学校自体には慣れており、自分より大きい子供を見ていても怖がったりしないうえ、夏休み前は長女の教室に自分も行くと入って行ったほど。夏休み後半もずっとトイレトレーニング中「学校に行くんだよね」がモチベーションでした。

ずっと学校に行くことをとても楽しみにしていたのですが、いざ教室に入ると風向きが変わりました。
少し一緒に教室を案内しつつ遊ばせてみたりした後、いざ親がバイバイと出て行く時はベテランの先生とアシスタントのマダムに申し訳ないぐらい大泣き。学校の玄関まで聞こえるほどの大音量で脇汗が出ました。

かわいそうという気持ちというより、頑張れ!という感じでした。長女の時は胸が締めつけられこっちまで泣きそうになるほどだった(というか泣いた)のですが、親も進化するものですね。

次女はほぼオムツが取れた感じではあるのですが、まだ危うい。それに加えて学校という新しい環境でトイレに行くことを覚えるわけなので、念のためパンツ型オムツを履かせました。オムツに関しては先生と相談済みで、他の子がトイレに行くのを見て影響されてすぐ完全に取れるようになるだろうとのこと。

フランスの幼稚園は年少組(PS)の前の少年少組(TPS)というクラスもあり、次女のように2歳半ぐらいの子供も受け入れてくれます。週二日午前中だけとか、行かせる日も選べるのでずいぶんと臨機応変に対応してくれてオムツ着用もOKなのでありがたいです。

次女は1月生まれなので本来は来年の9月に年少組(PS)に入園というのが普通なのですが、その時すでに3歳7ヶ月なので、それだと少し遅いかなということで今年から行かせることにしました。何より本人も行きたそうだったし。
長女は12月生まれで学年度の年齢計算が変わるため、年少組(PS)に2ヶ月遅れで入園させた時は2歳10ヶ月でした。

しばらくは次女は午前中のみ登園することにしたので、迎えに行くと、私の顔を見たらにこーっとした次女。先生曰くかなり強い性格で、泣くというよりは怒っている感じだったけど、これから午前中だけだけど毎日通わせたらいいと言ってくれました。
ありがたいです。

次女がこれからどんな幼稚園生活を送るのか、また記録したいと思います。





2 Comments
  1. yuuko Akaike
    • Nagisa Keller

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