フランスでママン 〜赤ちゃんの鼻うがい〜
赤ちゃんの鼻って、つまりやすいんですよね。まだ鼻をかむことができないので、お母さんがつまりをとってあげないといけないんですね。
常識ですが、私は娘が生まれるまで知りませんでした。
以前、小児科の先生に教えてもらった方法をご紹介します。フランス式は少し荒療治です。
写真の、スポイト式のセラムと呼ばれる食塩水を赤ちゃんの片方の鼻の穴にぴゅっと注入し、もう片方の穴からつまりを出すという方法です。
必ず赤ちゃんの顔を横向きに押さえて、処置中もずっと押さえたままにすることが鉄則です。食塩水を入れない方の鼻の穴が下にくるようにします。
セラムを入れられた赤ちゃんは顔を真っ赤にし、げほげほと鼻から食塩水を出します。こうして鼻水やつまりが出てきます。セラムが鼻の穴に入った瞬間は呼吸が一瞬できなくなるので赤ちゃんはびっくりして怖いと思います。
鼻の穴に水を入れるなんて、大人の私でさえ抵抗があります。最初この方法を小児科でやって見せてもらった時は、娘の苦しそうな様子に胸が張り裂けそうになり、家に帰って泣いてしまいました(娘ではなく私が)。
これがフランスでの一般的な赤ちゃんの鼻づまり解消方法です。
生後一ヶ月の間、鼻が少しつまっているなと思っていたけれど、何もしていませんでした。今思うとその方が娘には辛かったと思います。それからはこのセラムを頻繁にやってあげています。その方がおいしくおっぱいも飲めるし、ぐっすり眠れるからです。
ただ、鼻づまり解消の吸引器も薬局やベビー用品店などに売ってあり、セラムだけが道ではないです。夫は、セラムがあまりにもかわいそうすぎるので吸引器にする!といい、買ってくれました。
※まだ使っていませんが、辛くないといいです。