初めての海外旅行 〜生後15ヶ月〜

ベベとお花見

4月の桜の時期に日本へ行ってきました!

15ヶ月になったばかりの娘は生まれて初めての海外旅行。
夫も私もフランスに移住後約3年ぶりの日本でした。

今回は義父もオーストラリア経由で東京にて合流。色々日本の良い所を見せたい!と、帰省というより「」感があり、面白かったです。

私の実家に全員で泊まったため、長期では滞在できず10日で帰国しました。
毎日のスケジュールはギュウギュウで、娘にはすごく濃い体験になりました。
特に生まれてからずーっとほぼ親子3人での静かな田舎生活だったので、
東京という世界一の都会での日々は刺激がすごかったに違いない。

私の家族や友達も娘と初対面。たくさんの人に囲まれにぎやかで楽しかったです。

娘の《初めて》がいっぱい詰まった素晴らしい旅でした!

それでもやっぱり10日の旅は強行突破過ぎて、娘には負担だった。
生まれて初めての熱、鼻風邪を経験。心配性で真面目な私にとっては毎日が非常事態でハラハラ(イライラ)MAXでした。

しかし、振り返るとそれも含めてこの旅のおかげで娘も私もとても大きくなりました。

出発前は色々想像しシュミレートして準備。でも、考えれば考えるほど強行突破過ぎの旅で、不安で泣けたものです。娘のためを思うと何一つ良い点が無いのでは。こんな小さい体には負担が大き過ぎる。そもそもなぜこの旅をしなければならないのか。
不安な要素が多すぎて、この際キャンセルしたいとさえ思いました。

しかし帰ってきた今となれば、全然大丈夫!と言えます。
こんなに変わることができたのはなぜだったのか、詳しく記録しておきます。

 

1.飛行機

ベベと飛行機

出発前から不安だった飛行機。どう大目に見ても赤ちゃんに12時間は長すぎます。閉ざされた飛行機での時間は大人でさえ居心地良く過ごすのに労力がいるのに。
それでもやるしかない!
そして、一番肝心なポイントは「娘がいかに居心地良く過ごせるかに焦点を当てる」でした。

私は他人の目を気にするあまり娘が少しでも大きな声を上げるだけでもう!とヒヤヒヤ。パリCDG空港までTGVで4時間だったのですが、もうグッタリ。12時間の飛行機では一体どうなっちゃうのー。でも、そんな私の姿勢を夫に指摘されました。それは大人の都合。すこし大きな声を出したって15ヶ月のしゃべれない娘は何かを伝えているだけなのです。
それをいちいち気を揉んでイライラしたら逆効果。そして申し訳ないけれど周りのヒトに気をつかうより自分の娘を気にかけてあげるのが親の役割だと再認識しました。

この発想の転換のおかげで、飛行機12時間の往復の旅は快適に過ごせました。

もちろん気性、1歳を過ぎたこの年齢という条件もあるのでしょうが、親側が子の発するメッセージに敏感であり、病気などではない限り大泣きで周囲のひんしゅくを買うという状況は避けられるのではと思いました。娘は人生初めての離陸着陸でさえもうんともすんとも言いませんでした。
いい意味で鈍いのが功を奏したのでしょう。

しかし、良いことばかりではありません。娘は実はこの時まだ歩けずやっとつかまり立ちができるぐらいだったため、ハイハイをしたくてうずうずという時があり、少し困りました。娘と同じぐらいの年齢の女の子は通路を歩いていて、楽しく運動にもなるし歩けるといいなあーと思いました。娘と飛行機の一番後ろのお手洗い前のスペースや乗務員の休憩室あたりでうろうろしました。エールフランスの乗務員さんたちは皆感じが良くて、娘とも楽しくおしゃべりしてくれたのもよかったです。

肝心のバシネットは行きも帰りも使い、座らせて遊ばせたりお昼寝もできて助かりました。

パパがいてくれて二人がかりだったので色々うまくいったと思います。次回の旅はもっと楽になると思います。

 

2.時差ボケ

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赤ちゃんに時差ぼけはないとかいう人がいますが、行きの飛行機でエールフランス乗務員さんに聞いたところ、あるそうです。そして、実際ありました。

あるフランス通の人いわく、時差ボケ対策では日本の朝に着く飛行機を選ぶこと。着いたら1日普通に過ごし、夜になったら寝ること。だそうで、いつもこのルールに従っています。しかし娘は行きの飛行機で昼寝程度しか寝なかったので、さすがに到着した日は日中にガーっと寝ました。そして夜はぐずってなかなか寝付かなかったり、夜中1、2時間おきに泣いて起きたり。普段朝までスヤスヤの娘なので、戸惑いましたね。でも、仕方ないです。エールフランス乗務員さんによると2、3日で治るそうです。しかし娘の場合は滞在中の睡眠パターンはずっとこんな感じでした。寝れる時寝るというパターンになっていました。

時差ボケは東へ行く時の方がひどいというのもその通りでした。フランスに帰ってきたら、あら不思議。着いた日から夜グッスリ普通に寝るようになりました。

 

3.食事面

几帳面な私は、「フランスのpetit potの味に慣れている娘は、きっと日本の離乳食は口に合わないだろう」と、滞在中全日分のpetit potを持って行く気満々でした。

しかし、家族3人でスーツケース1つには無理があり、断念。結果、後悔する羽目になりました。

日本に着いた途端、娘、全然食べない。何も食べない。白米だけはものすごく食べる。これまで毎日規則正しく決められていた食事の時間や量が全く通用しなくなり、ママン大困りでした。何度も泣きそうになりました。その度実母や義父からは「お腹すいたら食べるだろうから、大丈夫」となだめられ、その度、何もわかってないのに分かったようなこと言わないで!と神経質に拍車がかかっていた私。旅行中という非日常なわけですから、体力的にも負担がかかっていてそういう時こそしっかりバランス良く食べなきゃ!という必死な私。

日本で買い求めた離乳食にはどれもほとんど口をつけませんでした。その代わり、大人の食べる料理を与えたら白米と一緒によく食べました。大人と一緒の物が食べたかったんだね。きっと離乳食を卒業したいという段階でもあったのだと思います。たくさん初めての食材を楽しみ、日本滞在ですっかり味覚が発達したなあと感じます。

こういう事態でもなるようになると、臨機応変に対応していくしかないということを身をもって学びました。

それでも、ママの精神衛生上、1歳ちょっとのお子さんでフランスから日本に初めて旅立つ!という方がおれば、私はフランスのpetit potを持っていくことをお勧めします。果物のコンポートとか、ヨーグルトも。ママの精神衛生上。

 

4.準備してよかったもの
  • Doliprane (小児用熱さまし) 瓶入りで重かったですが、人生初の発高熱を経験した娘には、効きました。小児科の先生から処方されていたものだったので病院に行ったりする必要なくこれで乗り切りました。

 

  • ベビーカー          最初、荷物になるからエルゴだけで行こうと思ったのですが、持って行って正解でした。軽量な娘ですが、エルゴだけではきつかったと思います。

 

  • カシミアのショール      これは季節問わずいつでも常備しておいて無駄はないと思いました。春でも寒く、特に北海道に行ったりしたので暖かい物が必須でした。カシミヤは軽くてすごく暖かいので、コートや上着を持ち歩くより、これをサッと巻けばOKなのでよかったです。これは今後の旅行でも必ず持って行くことにします。

 

  • お気に入りのぬいぐるみ    すこしかさばるけれど、娘に安心感を与えてくれました。見知らぬ土地でもいつものぬいぐるみが一緒で嬉しそうに抱きつく姿が愛らしかった。

 

逆に準備してもあまり必要がなかった物は「新しいおもちゃや本」でした。張り切って用意したけど、出番なし。いつものおもちゃでしか遊ぶ暇がありませんでした。

 

東京は刺激いっぱいで、娘にとっては本当に良い経験になったと感じます。特にママンが生き生きと日本語を話し、人とわいわいしている姿を見た娘。大袈裟ですがママンが《生きる》のを見たのでしょう。そんな娘の表情はフランスに帰って親子3人の静かな生活に戻っても、なんだか大人びて女の子っぽくなっていました。

旅をする度、大きくなる。それはいくつになっても。
また一緒にどこかへ旅しようね。

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