フランスでママン 〜風邪薬について②〜

また風邪を引いております。

前回風邪薬についてオススメなどを書きましたが今回はその時の風邪薬ではなかなか治らず、長引いて3週間目に突入しました。
娘もですが私もかかっていて、スローペースな日々を過ごしています。

風邪でも色々ありますし、ましてや個人差もあるので一概にこれが絶対効く!とは言えたものじゃないですね。

娘は保育園に行く日もあるのですが、機嫌が悪く疲れているねと保母さんにも言われています。
食欲もありよく遊ぶのですが、やっぱり本調子ではないんですね。特に夜中の咳が続いています。

STODALというホメオパシーも効能を現さず、咳止めの座薬も4日間服用しましたが前回のような劇的な改善もなく、娘も日に日に嫌がるようになったので中断しました。

ファーマシーで買った咳止めのシロップも、気持ち程度のもので咳自体良くはなりません。
成分を見てみたら、体に良くはなさそうな風体の名前があるので中断しました。

今日はそんなわけでお医者さんに行ってきました。

pediatre

休暇中のDr.パシェコの替わりにいらした初老の先生で、とっても良いコンサルタントでした!

今日は娘と初めて二人だけで。いつも娘の定期検診は夫と行っていたのですが、風邪の診察ぐらい大丈夫だろうと拙いフランス語でやりました。

娘はいつも通り診察台で泣きましたが、先生もあしらい方が上手で、大泣きとまではいきませんでした。
時間をかけて丁寧に問診してくださり、最後には色々な世間話までしてくださって素敵でした。

 

私には抗生物質を処方してくださいました。(私はたいてい風邪なんか三日で治るのですが、今回はずーっと続いていたのでガツンと治したいと思っていました)

逆に、娘は、大きな薬は必要ないとのことでした。
熱が続いているわけではなく、鼻水と咳の風邪なので、免疫をつけるという意味でもなるべく自然に体にやらせましょうとのことでした。

「色のついた鼻水が透明に変わるということは菌と抵抗したということで、それが抵抗力をつけるということになるのです。
そして、座薬なんか無理にさせて、ひどいママですね。家に帰ったらすぐ捨ててください」

と笑顔で言われたのでした。

「私は(こういう)咳は鼻から来ると思っているので、座薬だったり経口だったりの方法は効かないと思っています。
鼻を洗浄してユーカリのオイルを吸わせたりする方がよっぽど効能があると思いますよ」

とおっしゃり、鼻の点薬剤を処方してくださいました。
そして、夜中の咳のためにシロップを。これは眠らせる成分が入っているのでとりわけママのためになりますねとおっしゃってくださいました(連日の咳なので、ありがたいです)。

 

ということで、病院に行ってよかったです。
先生は本当に話し方やユーモアの感じが私のツボで、Dr.パシェコよりいい!と大感動。

 

娘はこの3週間ほとんど家にいるおかげで、すごく本が好きになりました。
一人で声に出して読むようになり、朝から晩まで本を離しません。言葉も、急に話せるようになった単語が増えました。
これにはびっくりしました。
ベッドでごろごろしながら本を読むという過ごし方を好きになってくれたのも嬉しいです。

風邪もいいですね。

強くなりながら、でもやっぱり早くよくなってね。

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